北京市教育委員会はこのほど、首都師範大学中国女性文化研究センターを、高等教育特別事業の一環として全国初の「中国女性文化研究基地」に指定した。中国女性文化研究基地のオープニングセレモニーおよび中国女性文学フォーラムが今月17日、北京で行われた。「科学時報」が21日伝えた。
首都師範大学中国女性文化研究センターは国内で唯一中国の女性文化を研究する学術機関で、これまで男女平等で調和の取れた先進的な文化を探求し、各階層の女性の生活状況に目を向け、中国の女性文化に関する革新的な研究理論と実践において類まれな学術成果を収めている。同センターが出版した学術書「中国女性文化」は、国内外100近くの女性・性別・婦女に関する研究センターや海外研究機関の学者による中国女性文学、性別理論など800篇余りの学術研究論文をまとめたものだ。同センターは、香港、マカオ、台湾、シンガポール、米国、日本、カナダ、ロシアなど多くの国や地域の女性研究組織や学者とも、友好関係や戦略的パートナーの関係を築いている。
「人民網日本語版」2010年7月21日