ブラジルの首都ブラジリアで開催されている第34回世界遺産委員会は、30日の審議で、アメリカとスリランカの候補地2カ所を世界遺産リストに加えることを決定した。
代表たちの長い討議を経て、アメリカが申請したハワイのパパハナウモクアケア海洋国家遺産が念願の複合遺産に、また、スリランカの中央高地が自然遺産として登録され、世界遺産の数は892件になった。
また、中国が申請した河南省・登封の"天地の中"歴史建築群(原名:嵩山歴史建築群)と丹霞山の風景は、会議日程の延期により、現地時間の31日午前に審議されることになっている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年8月1日