中国は北京時間の1日5時30分、「北斗」測位衛星システムを構成する5機目の衛星を載せた長征三号甲型ロケットを西昌衛星発射センター(四川省)から打ち上げた。
これは、地球表面をカバーできる測位システムを構築するため、中国が今年に入って打上げた3個目の測位衛星だ。
このシステムは中国が独自で開したもので、これまで19年間の研究開発を経て、今は測位や交通運輸、通信、水力などの分野で大きな役割を果たしている。専門家は、2020年前後に30個あまりの衛星による地球表面をカバーできる大型システムを構築する予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」「中国国際放送局 日本語部」 2010年8月1日