漢三闕(118-123年)
嵩岳寺塔(520-525年)
ブラジルの首都ブラジリアで開催されている第34回世界遺産委員会は、8月1日の審議で、少林寺塔林を含む河南省登封の"天地の中"歴史建築群を世界遺産リストに加えることを決定した。ここはユネスコ・国際教育科学文化機関に認可された中国での39番目の世界遺産となった。
国家文物局の童明康副局長は、会議の席上「この建築群は中国古代の宇宙理念を具現し、中国の伝統的な天文的理念と皇帝の権力を効果的に結びつけ、古代の建築、芸術、宗教と科学分野に大きな影響をもたらした」と述べた。
この建築群には周公観景台、登封天文台、嵩岳寺塔、少林寺など漢、魏、唐、宋、元、明、清などの時代の建築物が含まれている。
「中国国際放送局 日本語部」より 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月1日