月探査衛星「嫦娥2号」の打ち上げがまもなくに迫り、北京宇宙飛行コントロールセンターでは衛星の制御に関する実践訓練が毎日行われている。現在は10人の専門家が、第一線で科学技術者の緊急対処能力のテストを行っている。「北京晨報」が15日に伝えた。
北京宇宙飛行コントロールセンターのコントロールルームで、一人の科学技術者がモニターを凝視し、「嫦娥2号」の遠隔測定データと飛行軌道をしっかりと監視している。すると、突然アラームシステムが警告を発し、データに異常が出現。技術者は迅速なポジショニングを行い、原因を探し出し、対応マニュアルを始動。数分後には故障箇所の修正に成功した。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年9月16日