中国聯通(チャイナユニコム)は、今年全国56都市で3Gネットワークのバージョンアップを行う計画を発表した。通信速度が現在の下り14.4Mbpsから21 Mbpsに向上し、数年後には最大186 Mbpsにまでアップグレードする。京華時報が14日伝えた。
聯通のWCDMAネットワークの基地局はすべて「HSPA」(高速ダウンリンク・パケット・アクセス)を採用。HSPAから「HSPA+」にバージョンアップすれば、下り速度が現在の14.4Mbpsから42-84Mbps、最大で186 Mbpsにまで向上する。今後3-5年間のデータサービスの発展に完全に対応できる通信速度になるという。今年、同社は全国56都市で通信速度を現在の下り14.4Mbpsから21 MbpsにするHSPA+へのバージョンアップを全面的に行う。このバージョンアップは今年の5月17日の「世界電気通信日」までに完成する予定。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年3月15日