第11次5カ年計画期間中(2006-2010年、十一五)、職業能力を高めるプロジェクトが急速に展開され、目覚しい成績と効果をあげた。人民日報が17日伝えた。
2010年末の時点で、全国の職業学校は、技師学院200校以上、高級職業学校530校を含む2998校に達した。職業学校のの在校生は421万人、卒業生の就職率は96%以上を維持している。職業技能資格制度も徐々に整い、多くの労働者に技能によって才能を生かす道を提供している。統計によると、2010年末の時点で、全国には9803の職業技能認定機関があり、のべ1億1万人が試験に合格して職業資格証書を取得した。
同期間中、全国で300近い職業を対象にした124項目の国家級技能コンテストが開催され、生産の第一線で働く技術工や職業学校の学生が毎年1万人以上参加している。また全国的な審査によって、高技能者の模範20人、「中華技能大賞」の受賞者60人、「全国技術名人」900人が選ばれたほか、高い技能を持った人材789人に国務院から政府特殊手当てが出た。
そして2010年10月7日、中国は国際職業訓練機構(WSI)に正式に加盟、中国の技能競技活動が正式に国際舞台に向けて第一歩を踏み出した。
2010年末までに全国の高技能者は2880人に達した。高い技能を持った多くの人材が、産業構造の調整や経済社会の発展に重要な役割を果たしている。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年3月17日