北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道の北京南-徳州東区間はきょうから電気が通され、本格的な総合調整の段階に入った。鉄道部京滬高速鉄道建設指揮部の責任者が明らかにした。まずは4月1日前後に調整がスタートし、次世代高速動車組と最高時速400キロの高速総合検査車両が北京南駅と徳州東駅の間を「試験運転」する予定。北京晨報が16日伝えた。
すでに北京区間の軌道は基本的に精密な調整を終えており、軌道の精密調整では、安定した、快適な高速列車の運転を確保するため、軌道検査車両を使って軌道の高さや幅、高低差、なめらかさなどに対する微調整を行った。
総合調整は4月1日までに開始され、最初の段階では軌道や電力供給網の検査が中心となる。調整の目的は、各データを精密に検査して修正を加えることで、5月中旬から下旬まで続けられ、同月20日から6月20日の間に全線で試運転が開始する予定。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年3月16日