内蒙古大学「長江学者」特別招聘教授の李光鵬博士、中国科学院広州生物医薬・健康研究院の頼良学研究員、米ピッツバーグ大学助教授の戴一凡博士、吉林大学の欧陽紅生教授および中国科学院動物研究所の陳大元研究員、孫青原研究員が包頭創偉実業乳牛基地と共同で、世界初のオメガ3脂肪酸を多く含む牛のクローンの作成に成功した。クローン牛は09年6月23日に自然分娩で誕生。検査の結果、オメガ3脂肪酸が普通の牛よりも多く含まれていたという。誕生から半年以上経った今でも正常に発育しており、健康状態も特に問題はないという。科学時報が16日伝えた。
今回の実験は、中国工程院の旭日干副院長の大々的な協力によって成功にこぎつけた。李教授の研究チームはすでに国内で高品質のクローン牛の量産も成功させている。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年3月16日