中国初の水底鉄道シールドトンネル、広深港高速鉄道獅子洋トンネルがこのほど、水底67メートルでつながり、長さ21.6キロの獅子洋トンネルの全線貫通した。このことは中国が水底シールドトンネル建設の工法と科学研究で大きな技術的成果をおさめたことを意味する。人民日報が18日伝えた。
広州市南沙区に位置する獅子洋トンネルは、左右の長さがそれぞれ10.8メートルずつ、3つの河を通過している。広州-深セン-香港を結ぶ広深港高速鉄道ののど元であり、シールドトンネルを採用した中国で最長、最高基準、運行速度が最速の水底鉄道トンネルでもある。獅子洋トンネルは珠江の入り江、3つの河を通過し、水底67メートルでシールド機が正確に連結された。トンネル完成後、列車の運転時速は世界の鉄道建設史上初の350キロに達する。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年3月18日