科学調査船・雪竜号が30日午前、第27次南極科学調査を終え、帰還した。人民日報が31日伝えた。
沈権船長によると、雪竜号は2010年11月11日に広東省深センを出発し、2カ所で任務を行った。航行距離は1万9481海里で、主に物理海洋学、海洋化学、海洋生物学など5項目の調査を南極海で実施した。
今回、南極調査で最も重要な任務のひとつが、崑崙基地の建て増しだった。崑崙基地の隊員はドームAの氷河、天文学、生態地質学などの科学調査と同時に、崑崙基地総合棟の生活エリア、後方施設・設備を整備し、氷床深層コア掘削場などの建設も行った。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年3月31日