酒泉衛星発射センターで20日午前、ドッキング目標機「天宮1号」の発射台への移動が行われた。同センター・発射テストステーションの責任者である郭忠来氏によると、天宮1号の打上げ後、今年11月に神舟8号を打上げる予定だという。また、その後に行われる天宮1号と神舟9号、10号のドッキングでは、女性宇宙飛行士が活躍する可能性がある。羊城晩報が22日に伝えた。
▽女性宇宙飛行士が宇宙船「神舟9号」に搭乗か
郭忠来氏によると、女性宇宙飛行士はすでに選出されており、すでに関連のトレーニングも終了した。女性宇宙飛行士が神舟9号、10号のどちらに搭乗するかは必要に応じて決定されるという。中国第2陣の宇宙飛行士には男性5人と女性2人が含まれ、学歴はいずれも本科卒、年齢は30歳?35歳で、平均年齢は32.4歳、全員既婚者だ。7人の宇宙飛行士はほとんどが四川省大地震での救助活動や軍事演習などで飛行任務を行った経験があり、飛行技術に長け、高い精神的能力を持つ。ドッキングに向けたトレーニングはすでに全面的に行われており、女性宇宙飛行士も参加しているという。