無人宇宙船「神舟8号」は11月3日午前1時29分、高度343キロの軌道上でドッキング目標機「天宮1号」とのドッキングに成功した。ドッキングは北京時間の深夜に行われたが、この科学技術の一大イベントは緯度、時間帯の異なる世界の各メディアからも大きな注目を浴びた。
外国メディアがドッキングの全過程を報道 奥深く難しい技術を絶賛
ドッキングを外国メディアの中で最も早く報道した英BBCは、3日深夜のこのドッキングは中国の上空343キロの軌道上で行われ、全過程を自動で行うが、北京航天飛行管制センターが地上で監視したと伝えた。
フランス通信社は、「中国が国内初のドッキングを実現」という見出しで、同じ軌道上にある2つの宇宙船が高速で地球の周りを飛行し、互いを傷つけないように無事に接触する技術は実に奥深く、難しいと報じた。
そのほか、ロシア、インドのメディアも目立つ位置に記事を掲載した。