
国産アニメは「暴力的」と批判、学齢前の子供は欧米・日本アニメを好む
多くの保護者は、「ミッキーマウス・クラブハウス」「テレタビーズ」「ペッパピッグ」「トムとジェリー」を推薦しているが、国産の子供向けアニメを推薦する人はいない。ある保護者はその理由について、「戦闘シーンばかりで、子供の成長と教育によろしくない」と述べた。
記者は3−6歳の子供を持つ保護者20人弱を取材した。保護者の多くは、国産アニメは暴力的で、大人びていたり、幼稚すぎるといった問題があると考えている。しかし一部の保護者は、国産童謡の動画をネットで検索して見させると述べた。
中国の子供が外国産アニメを視聴、どのような影響が?
中国の学齢前の子供が外国産アニメに夢中になる。これは子供の心身の健康に影響を及ぼすだろうか、良いことだろうか?
中央民族大学哲学・宗教学部教授の趙士林氏は、先ほどメディアのインタビューに応じた際に、国産アニメには代表作が少ないと指摘した。これは中国の子供たちが幼い頃から西洋の価値観の洗礼を浴び、民俗文化的な意識が薄弱になり、伝統文化の継承が妨げられることを意味する。
呉氏は、優秀な文化作品であれば、国境の差はないと判断している。例えば海外の「アンデルセン童話」や、中国の「三人の和尚さん」などだ。しかし呉氏は、「中国の学齢前の子供が、中国文化を基礎とするアニメを見ることが出来なければ、それは遺憾なことであり、彼らにとっても不公平だ」と話す。
「西遊記之大聖帰来」のプロデューサーの劉志江氏は、中国のアニメ会社がアニメ開発の際に民俗の伝統文化を引き継いでいないことを、問題として挙げた。「中国の伝統文化は奥深く、古典的題材は豊富な宝庫だ。中国のアニメーターは独特な視点から、伝統文化の栄養を吸収し、現代人に好まれるストーリーにするべきだ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月6日
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