AIは人類に取って代わるのか 

AIは人類に取って代わるのか 。

タグ: AI(人工知能),人類の発展

発信時間: 2017-07-15 09:51:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

先ごろ中国の烏鎮囲碁サミットで、AI(人工知能)の「アルファ碁」が世界ランキング1位にある中国の柯潔九段と対局し、3対0の完全勝利を収めた。その前に「アルファ碁」は4対1で世界チャンピオンである韓国のイ・セドル九段を打ち負かしている。中国の囲碁サイトでは「アルファ碁」のアカウントと、中日韓の数十名の棋士との簡易対戦が行われたが、連続60局で無敗だった。この2年、「アルファ碁」は中日韓の囲碁界を席巻し、完璧な強さを見せつけている。 以前より、AIの発展が人類の生存を脅かすという観点があった。人類の知恵の結晶である囲碁の対局において人類を打ち負かしている「アルファ碁」は、その心配をさらに加速させるものとなった。 

では、AIは人間の仕事や生活にどれぐらい直接影響を与えるものなのか。AIが人間の持つ能力の一部を備え、さらには人間以上にうまくできるようになれば、未来の人間は飯のタネを奪われ、さらには我々の脅威になるのではないか。

比較できない優位勢を備えるAI  

今後のAIは、金融投資や医療診断、企業経営、軍事指揮などの分野で高水準の予測と決断ができるようになるだろう。 AIは人類に取って代わるのだろうか。このような憂慮には一定の合理性があると言わなければならない。この数年、AIは各方面で急速に発展しており、応用技術も多岐にわたるようになってきた。しかもそのパフォーマンスは人類をはるかに超えるものとなっている。 

たとえば2015年9月、「テンセント財経」は自動新聞記事作成ロボットを発表した。これはアルゴリズムに基づき原稿を自動生成するもので、瞬時に分析と校正を行い、1分で重要な情報と解説をユーザーに送信することができる。 さらに、話題となっているマイクロソフトの「小冰」は、バーチャルな会話ボットとして、人間の語り口調で対話ができる。おしゃべりするときは、まるで生きた人間と会話しているように感じる。

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