統計によると、2017年、二次元カルチャー分野において107回の資金調達が行われ、大まかな統計によると今年上半期は40回を超えている。
増え続ける業界を超えたマーケティングにより、二次元のイメージは人々の日常生活に浸透した。2017年、人気アニメ『全職高手(マスターオブスキル)』のビジュアルがマクドナルドに登場した。登場キャラクターがイメージキャラクターを務め、アニメテーマレストランを設置し、ファンがコレクションできるマックカードとフィギュアを発売し、二次元のキャラクターがアニメファンと消費者と現実の世界で触れ合えるようにした。
北京工業大学社会学科の修士指導員の李晨宇氏は、「アニメを見て育った世代が社会の中核となり、彼らの嗜好はブランドマーケティングの方向に影響する。二次元カルチャーの持続的な発展とニーズの増加に伴い、二次元カルチャーが主流文化に溶け込むのは必然的な動きである。二次元カルチャーの要素が現実生活で多く見られるようになったことは、文化の世代交代を意味するわけではない。二次元のメジャー化が主に求めることは認められ、尊重されること。これは若者に広く愛される文化であり、この時代と若者の考え方を反映する」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年12月11日