重慶快速路二横線プロジェクトの全長383.5メートル、総重量2万1500トンの大径間コンクリート橋桁5基が21日、88度の回転を完了し、正確に閉合された。5基の橋桁が同時に回転するプロジェクトは世界初となる。
5基の橋桁の同時回転の干渉を最小限に抑えるため、4基を反時計回りに回転させ、1基を時計回りに回転させるという独特な回転方法を採用した。同時に、2基の相互干渉を防止するため、段階別の回転を採用した。第1段階は反時計回りの4基が先に15度回転した。回転のペースは毎分1.15度で、13分かかった。第2段階は5基が同時に回転した。回転のペースは毎分1.72度、最大回転角度は88度で、48分かかった。
5基を合わせると全長383.5メートルになる大径間橋桁が、同エリア・同平面で一度に同時に回転した。総重量は2万1500トンで、乗用車1万5000台の重量に相当する。今回の5基による「空中バレエショー」は、「大径間集団回転における橋桁の数が最多、初のT桁同時連結回転橋、3基以上の大径間集団回転におけるトン数が最大」という世界記録を更新した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年8月24日