開幕までのこり1週間を切った上海万博。万博開幕式の花火打ち上げを担当する企業がこのほど明らかにしたところによると、上海万博花火大会は上海灘で「春の河に月夜の華が咲く」絶景となる。また最新の大型特殊効果花火などが初めてお目見えし、今回の花火大会に多くのイリュージョンをもたらすことになる。
花火制作・打ち上げを担当する東信煙花公司の鐘自奇・董事長によると、上海万博花火大会では計10万発以上の花火が打ち上げられ、北京五輪開幕式の約8万発を超える。また数だけでなく、種類もより豊かになるという。この空前の花火競演は夢のような「春の河に月夜の華が咲く」ムードをもたらし、五色の花火の雨が黄浦江両岸から上海灘、十里洋場(旧租界)、そして現代の熱気あふれる上海中心部へと降り注ぐ。今回の花火大会では北京五輪で好評だった一部花火も再びお目見えするほか、中国の花火企業が自主研究開発した打ち上げ制御システムも初めて登場する。さらに、煙が少なく、燃えかす・異臭がないなど環境保護を売りにする最新の低炭素花火もデビューする。この花火はチップ花火、空気発射に続き、中国花火の第3次技術革新といえる。(編集HT)
「人民網日本語版」2010年4月26日