上海万博主催の「環境変化と都市の責任」フォーラムが3日、江蘇省の南京市で開幕した。
共産党上海市委員会の兪正声書記は開幕式で、「当面、気候の変動、資源の枯渇と生態の破壊はすでに人類が直面する重大な課題となった。今回フォーラムでは、グローバル化や都市化の過程における環境問題をめぐって、都市の発展様式と各関係方面の環境保全での責任について討議する」と述べた。
今回フォーラムは低炭素経済の発展と気候変動への対応、都市環境の総合整備とクリーンエネルギーの発展、産業の発展とグリーン革新、持続可能な建築、公民のグリーン都市作りへの参加、持続可能な生産と生活様式という6つの課題について議論する。
今回フォーラムには、周生賢環境保護相、于慶泰外務省気候変動交渉特別代表、アヒム国連事務次長、それに気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のパチャウリ議長ら国内外の関係者700人が出席している。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年7月4日