林国本
劉鵬国家体育総局局長は8月17日、ロンドン・オリンピックにおける中国スポーツ代表団の戦績などについて総括をおこなった。劉氏の基本的な評価は、「成果もギャップもはっきりしている」ということである。
成果としては、一、国外で行われたオリンピックとしては最良の戦績であり、金38、銀27、銅23、メダル総数88、ランキングで2位、6人が7回6つの世界記録を破ったこと。二、女子ヨット競技の一種目、フェンシング、テコンドー、ボクシング、シンクロナイズド・スイミングなどで金5、銀5、銅5の成果をあげ、水泳では金6、銀2、銅8。三、新旧選手の交替もスムーズに行き、新人が鍛えられた。また、ドーピング検査でも問題はなかった。
しかし、ギャップも目立ち、一、全般的には1位になったアメリカに比べると差があり、とくに人気のあるボールゲームなどでは、世界の先進レベルに比べて大きなギャップがあること、二、かつて強みがあった種目もチャレンジにさらされていること。三、本来ならもっとよい戦績を示すべきであった種目も、あまりよい戦績を取得することができなかったこと。以上が劉氏の総括である。