ビジネスモデルとキャラクターグッズ
「美少女戦士セーラームーン」を演出した幾原邦彦監督は、「優秀な作品を作るのは確かに非常に大切だが、視聴率や観客たちの反応、広告費、スポンサーはもっと重要」だと話す。世界では今、多くのアニメ制作会社がコストを削減しているが、日本ではチョコレートの包装やシールにアニメのキャラクターを使い、玩具などのグッズも販売されている。「90年代に女の子の間で非常に人気だったセーラームーンのステッキは、毎年クリスマス・プレゼントのランキングでもトップで、それはとても成功した例だといえるだろう」