「日本マンガ・アニメ文化先端講座」を開催 幾原監督がアニメ制作の現状を紹介

タグ: 北京大学外国語学院,明治大学,幾原邦彦,美少女戦士セーラームーン

発信時間: 2010-06-01 16:42:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

講座終了後にチャイナネットは幾原監督に話を聞いた。

――日本のアニメの美少女は、顔つきや体つきがほぼ同じで、顔の3分の1は大きな目、体はとてもふっくらとしており、確かにとてもかわいいですが、いつも同じような感じで少し新鮮さに欠けるように思います。新しいキャラクターを考える上で、いつもの美少女のイメージを変えようとは思っていますか。。

幾原監督:日本のアニメの美少女の種類は2つあります。一つは目が大きい、もう一つは目が小さいです。見る人はそれぞれ好みが違うので、自分の好きなキャラクターを選べばいいと思います。私は目が大きいキャラクターが好きです。日本では昔から絵を描く時には目を大きくする文化がありました。個性がないと評価する人もいますが、確かに美しと思います。また日本人にとって目が大きいことは特別なことではありませんが、目が大きすぎるのはよくないと考えるスポンサーもいました。

――中国のアニメ産業に何か提案することは。

幾原監督:日本のアニメには歴史があります。中国や米国などの国のアニメは見る年齢層が決まっていますが、日本のアニメは視聴者の年齢幅が広い。昔から中国にもアニメはありましたが、優秀なアニメを市場に出して評価されるというビジネスモデルは必要かもしれません。

中国のアニメ産業は今、非常に発展しています。できればこれから中国と協力してアニメを作りたいと考える、日本のアニメ制作会社は多いと思います。

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