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シンガポール企業が唐山に生態城を建設へ
発信時間: 2009-10-16 | チャイナネット

『シンガポールと唐山市の南湖生態城協力協定』が15日、河北省唐山市の曹妃甸で調印され、中国とシンガポールは150億元を投じ「生態城」を共同で開発・建設することがわかった。

唐山市の陳国鷹市長は15日午後に開かれた調印セレモニーで、「唐山とシンガポールの経済・貿易交流は徐々に発展し、すでに重要な協力パートナーとなっており、今回の協定締結は双方の協力が深まっていることを意味している。南湖生態城はシンガポールの先進的な都市理念を手本とし、双方の交流と協力を絶えず推進していく」と述べた。

シンガポールの仁恒置地(Yanlord Land)と和美投資(Ho Bee Investment)の合弁会社である仁恒和美投資有限会社は、シンガポールの国際化コミュニティの開発と管理経験、能力と知恵を基に敷地面積1300ムー(約87ヘクタール)、建築面積159万平方メートルの世界一流管理レベルの国際化コミュニティを開発・建設する。

仁恒グループの鐘声堅CEOによると、同プロジェクトは同社の世界投資で決定が最も速いプロジェクトで、視察から論証までをわずか10日で終えたという。投資家の視点から見ると唐山は今後の発展と投資環境において期待でき、現在の唐山は経済発展が急速である上、全体的な環境保護状態も良好で、住みやすい都市となっている。シンガポール企業にとって印象深いのは、やはり唐山の投資環境である。

南湖生態城管理委員会の潘樹文主任は調印セレモニーの後に取材に応じ、プロジェクト期間は3年となると明かした。完成後、その効果は単純に生態的景観に現れるだけでなく、緑化カバー率は40%に達する。また、ここには行政センター、ビジネスセンター、文化クリエイティブセンター、生態センターが建設され、世界一流の生態城となる。

注目を集めている曹妃甸フォーラムが16日に開幕する。同フォーラムは唐山市政府が発起し、河北省人民政府、国土資源部、環境保護部、国務院発展研究センターが共同で開催する重要な国際的フォーラムである。第1回フォーラムは「金融危機の背景下の持続可能な発展と新型工業化」をテーマとしている。

「中国国際放送局 日本語部」より2009年10月16日

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