国連の沙祖康(シャ・ズカン)経済社会問題担当事務副秘書長は8日北京で「政府の力だけではグリーン経済の発展を推進できない。各国政府は企業との提携を強め、企業もグリーン改革の重要な推進者となるよう取り組むべきだ」と指摘した。
これは、沙祖康事務副秘書長が当日北京で開かれた「グリーン経済と気候変動対策国際協力会議」で述べたものだ。沙祖康事務副秘書長は「政府は企業のエコ技術開発に投資を行うと共に、企業の技術革新を支援する奨励制度を確立すべきだ。政府は企業と協力し、グリーン経済の発展を推進する中で、企業のためにより多くのリスクを担うと同時に、貿易と技術協力を通じて、企業によるエコ技術の普及を支援すべきだ」と語った。
沙祖康事務副秘書長はまた中国政府がグリーン経済の発展の面で収めた実績を高く評価した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年5月9日