16日に行われた「2010年国際鉱業大会中国地質鉱物探査進展フォーラム」において、中国地質調査局総工室の徐勇・副主任が明らかにしたところによると、中国は「第12次五カ年計画(2011年-2015年)」期間中に、第1回全国地下水汚染調査・評価をすべて完了し、深刻な水不足や風土病に悩む550万人の飲み水問題を解決する。「科技日報」が22日に伝えた。
徐副主任によると、中国は今後5年で、地質調査に必要な先進技術と設備を開発・導入・普及し、調査・評価に向けた新たな技術標準と規範を研究し、基礎地質・鉱床理論を独自に確立していく。また中国は第12次五カ年計画期間中、重点鉱床区の将来性のある鉱床エリアにおける鉱物資源の埋蔵量調査を完了し、鉱物探査のターゲット・エリア1500カ所を確定するほか、ウラン、鉄、銅、アルミニウムなどの鉱床500カ所を新たに発見し、マンガン、ニッケル、スズ、クロム、モリブデンなど12の重要鉱物資源について、潜在力評価を行っていく。
「人民網日本語版」2010年11月22日