エコ博覧会特集(2):三菱重工が語る低炭素技術

エコ博覧会特集(2):三菱重工が語る低炭素技術。

タグ: 低炭素技術  三菱重工 エコ博覧会

発信時間: 2010-12-14 15:17:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   北京展覧館では先月の24日から27日にかけて、中国の商務部、発展改革委員会、科学技術部など12部門による「2010年中国エコ産業とエコ経済のハイテク国際博覧会(エコ博覧会)」が開催された。このエコ博覧会には多くの日系企業も参加し、エコ分野の最新技術や製品を展示して、中国のエコ市場への積極的なアピールが見て取れた。チャイナネットはその中でも代表的な企業である三菱重工に、低炭素技術やエコ分野、望ましい政府の優遇政策などについて話を聞いた。

Q:今回のエコ博覧会では中国市場に合わせでどんな製品や技術を展示したのでしょうか。

A:世界で最も効率の高い石炭ガス化複合発電システム(IGCC)を展示しました。このシステムは石炭をガス化し、ガスタービンコンバインドサイクル発電(GTCC)と組み合わせることで、従来の石炭焚き火力に比べて、二酸化炭素の排出を10%から15%削減することができます。2007年に三菱重工は250MWレベルのIGCCモデル発電所を建設しました。またオーストリアの企業と共同で、世界初のIGCC+CCS(「石炭ガス化複合発電」+「二酸化炭素回収貯留」)のプロジェクトの開発を決め、昨年の6月に事業化調査をスタートしました。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月14日

1   2    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。