7.アメリカアイダホ州:炎の虹
太陽が空高く昇っているとき、半透明の巻雲の中で生成された氷の結晶により太陽光が屈折し、ほぼ水平な虹-環水平アーク(circumhorizon arc)を形成する。この水平な光は「炎の虹」と呼ばれる一種の大気現象である。太陽光が上空の氷の結晶の中で屈折反射し、プリズムと同じように各色の光が様々な方向に放たれる。巻雲の中の結晶が最適な位置にあるとき、虹のような鮮やかな光の極彩色が現われる。この虹はアイダホ州の空高く、約1時間その美しい姿を披露してくれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月17日