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英「フィナンシャルタイムズ」が近日掲載した記事によると、ここ10日間、世界はもう一つの原子力危機に注目している。それは東ヨーロッパで起きているわけではなく、日本で起きていた。専門家は、今回の原発事故はチェルノブイリとはレベルが違うが、世界のエネルギー情勢に深刻な影響を与えていると指摘。
また中東、特にリビアの情勢も世界のエネルギー事情を左右している。
現在、世界各国の政府が自国の原発発展計画を見直している。ここ10年間、原子力発電復興のパイオニアとして、世界を引っ張ってきた中国もそうだ。多くの政府、とりわけ先進国の政府は皆揃って、自信満々に気候変動への対策を打ち出している。彼らは低炭素の原子力エネルギーを将来のエネルギー構成の中心としている。今、どこも自国の原子炉の安全性を点検しており、原子力発電の復興は停滞期に入るが、それはやはり一時的なものである。