中国に「がん多発村」が出現、土壌汚染によるものか

中国に「がん多発村」が出現、土壌汚染によるものか。

タグ: がん多発村 土壌汚染 イタイイタイ病 公害病

発信時間: 2011-10-14 11:13:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「土壌汚染帯」公害病制御の難しさ

雲南省、広西省、湖南省、四川省、貴州省などの重金属を生産する地域では、鉱山エリアの多くで周辺土壌に重金属汚染が拡散している。中国国土資源部は、中国は年間1200万トンの穀物が重金属汚染され、直接的な経済損失は200億元を超える。しかも、こうした穀物は年間4000万人以上分に相当し、これらが市場に流入したと考えると、結果は想像にあまる。土壌汚染が引き起こす職業病、重大疾病は拡大の傾向にあり、その抑制はきわめて困難となっている。

内モンゴル自治区地質調査院の王喜寛氏は、国家の関連部門が土壌調査を重視していても、一目でわかるような大問題ではないので、調査結果は地方当局の注意を得がたいと解説する。

湖南省食品薬品監督管理局の関係者も、土壌レベルの保護は大量の投資と技術による対策が必要で、政府が強力に投資して行った水質改善プロジェクトとこれに伴う転居プロジェクトのように、国家の意向という後ろ盾、科学的指導があって、初めて徹底的に土壌汚染地域の重金属中毒は改善できると語る。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年10月14日

     1   2   3  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。