北京市朝陽区の高安屯生活ごみ焼却発電所は2009年に完成し、日あたり1600トンのごみを処分している。朝陽区の半分以上の生活ごみが高安屯の発電所で処理され、余熱で年間およそ2億キロワット時を発電している。
首鋼鲁家山バイオごみ焼却発電所が完成すると、1日あたり3000トンを処分する。これは高安屯発電所の2倍近く、アジアで最大規模のごみ焼却プロジェクトとなる。
この鲁家山プロジェクトが完成すると、ごみ処理はこれまで北京で一般的だった埋め立て方式から転換し、北京西部地区のごみから公害の発生しないバイオエネルギーを作り出し、焼却による熱で発電と熱供給を行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月5日