中国、2020年までに地級以上都市の「優良」日を80%以上に

中国、2020年までに地級以上都市の「優良」日を80%以上に。中国環境保護部の李干傑部長は北京市内で開かれた全国環境保護作業会議で、「汚染改善攻略戦の勝利を示すのは主要汚染物の排出量の大幅削減、生体環境の質の改善、エコ発展レベルの大幅向上」だと強調した…

タグ:都市 環境保護

発信時間:2018-02-10 09:39:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

   中国環境保護部の李干傑部長は北京市内で開かれた全国環境保護作業会議で、「汚染改善攻略戦の勝利を示すのは主要汚染物の排出量の大幅削減、生体環境の質の改善、エコ発展レベルの大幅向上」だと強調した。初期段階では、2020年までに全国の地級以上都市の「優良」日の比率を80%以上にする方針。


 2月2日から3日にかけて、2018年全国環境保護作業会議が開かれた。李干傑部長は、「2017年の環境保護システムの各作業は進展し、“大気十条”の目標を円満に実現した」と述べた。北京・天津・華北および周辺地区“2+26”都市のPM2.5平均濃度は前年比11.7%低下し、北京市のPM2.5平均濃度は58マイクログラム/㎥になった。


 また、全体的に見て、中国の生態環境保護は経済・社会の発展に遅れており、多くの住民が問題に注目し、環境汚染は依然として深刻で、圧力は高いままで、環境整備体系の基礎が弱いという。中国の生態環境問題は長期的に形成されたもので、現在は破壊せず、修復できる段階に達し、汚染改善の攻略戦に勝利する貴重なチャンスに面している。


 李干傑氏は、「汚染改善攻略戦の勝利を示すのは主要汚染物の排出量の大幅削減、生体環境の質の改善、エコ発展レベルの大幅向上で、特に重要なのは青空保衛戦に勝ち、人民の青空への幸福感が大幅に増すこと」と強調。生態環境の質の改善の面では、初期段階で、2020年までに基準を満たしていない全国の都市のM2.5平均濃度を2015年比で18%以上削減し、地級以上都市の「優良」日の比率を80%以上にし、全国の地表水I-III類水系の比率を70%以上にし、生態システムの安定を強化する方針。

 

 李干傑氏によると、2018年は青空保衛戦計画を全面的に始動する。青空保衛戦3年計画を制定し、重点区域の大気汚染改善実施方案を打ち出し、北部地区のクリーン暖房器具の普及、石炭ボイラーの淘汰の加速化、鉄道貨物輸送の比率の向上、ディーゼル燃料トラックの基準を上回る排出の改善、石炭火力発電所の排出削減改造を引き続き推進する。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月10日


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