湿地は「地球の腎臓」と言われ。生物多様性が集まる生態系と人類に重要な生存環境の1つである。国家林業・草原局が3日に明かした情報によると、「十三五」(第13次五カ年計画)期間、中国の湿地面積は300万ムー以上増加し、湿地保護率は50%に達した。
国家林業・草原局の担当者によると、「十三五」期間、中国は湿地保護と修復を統一的に進め、湿地生態機能の強化、湿地生物多様性の保護、湿地保護・修復レベルの全面的向上に取り組んだ。中央財政から湿地生態改善、退耕還湿(耕地を湿地にする)、湿地保護と修復プロジェクト2000件以上に98億7000万元を拠出。
また、湿地生態の位置、生態系機能、生物多様性の重要性に基づき、湿地を段階別に管理し、国際重要湿地、国家重要湿地、湿地自然保護区、国家湿地公園を主体とする全国湿地保護体系の基礎を形成。「十三五」期間、国際重要湿地は15カ所、国家重要湿地は29カ所増加し、国際重要湿地は64カ所になった。また、国家湿地公園は201カ所増加し899カ所になり、湿地保護と湿地修復面積は拡大し続け、湿地生態系機能は効果的に改善された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年1月10日