中国で活躍する日本人俳優 矢野浩二さん(資料写真)
今年は日中国交40周年。しかし今年も日中間でいろんな問題が起きた。都知事発言。その他領土問題など現在深刻な問題とされている。これら政治的意見の衝突が一部の民間の交流に少なくとも影響を及ぼすのは妨げられない。以前には参拝問題などもありました。
こういう日中間の問題がメディアを通じて公になると中国で生活する日本人、そして日本で生活する中国人にとって、何とも形容し難い異様な雰囲気を感じる時がある。勿論罵倒されたり、物を投げつけられたりされるわけではないが、微妙な緊張した“空気”を感じる。
ある友達に聞いた話だが、そういう時期にはタクシーの運転手の態度を見るとよくわかるらしい。
最初は普通に愛想がいい、しかし二言三言話すうちに外国人又は日本人だとばれてしまうと、最初の愛想の良さはどこ?って感じで態度がよそよそしくなる。
メディアで日中間の問題がない時は普通だが、ひとたび悪い報道が出れば態度がガラッと変わる。これは中国に限ってのことではない。日本でもあるはず。一般の人達はメディアの報道に影響されやすい。