一番印象に残ったのは日本人の環境保護意識である。日本人は資源の節約を重視している。私たち中国人が思いつかない、細かい部分にも目がいっている。例えば、日本のトイレに備え付けられているトイレットペーパーは水に溶けるため、環境を汚染することはない。ゴミの分類は非常に細かく、新聞や瓶なども細かく分けられる。また、日本は道路がすごく清潔である。
次に、日本人は心が繊細である。日本人は何に関しても、細かいところまで考える。例えば、トイレには非常ボタンがあり、もしトイレを使用中に体調が悪くなった場合、この非常ボタンを押せば危険を知らせることができる。また、トイレを使用中に、水が流れる音を出すこともできる。
最後に、日本人の素養に感心した。買い物をしているとき、店員の勤勉な態度を見て、責任感を持って働いていることに感心した。どんな質問をしても、どんなに忙しくても、にこにこと詳しく説明してくれた。また、公共の場では大声で話さず、バスに乗る時はしっかり順番を待ったり、ゴミをポイ捨てしないなど、日本で出会った日本人はみな礼儀正しく、日本の国民のマナーはしっかり教育されていると感じた。
今回の訪日を通じて得たことは多く、よい勉強になった。チャンスがあればもう一度日本に行きたいと思う。
(筆者:明月さん 中国青年代表団 メディア分団の通訳、北京第二外国語大学北二外 日本語学院の学生)
「チャイナネット」 2009年11月2日