中華全国青年連合会の秦文貴副主席を総団長、張国来副部長を総秘書長とする500人からなる中国青年代表団が2009年10月14日、訪日した。私は中国青年代表団I団メディア分団の通訳を担当した。メディア分団は、中央テレビ局(CCTV)や地方のテレビ局などの35人からなり、チベット自治区、新疆ウルムチ自治区からも参加した。中国青年網の万興亜・常務副編集長が同分団の団長、中華全国青年連合会社会科学工作者聯誼会の魯学博副秘書長が秘書長、湖南経済テレビ局の李炜記者が副秘書長を務めた。今回の訪日は10月14から7日間で、円満に成功した。
日本に滞在した7日間で、私たちは東京、熱海、名古屋に行った。NHK放送局、フジテレビ、中日新聞社などを見学し、日本のメディア業界の関係者と活発な交流を行った。そのほかに、温泉で有名な観光地、熱海で温泉に入ったり、新幹線に乗ったり、日本の伝統文化である歌舞伎を観賞したり、国会議事堂やトヨタ自動車などを見学したりし、有意義で充実した7日間を過ごすことができた。
私は日本語学科の学生で、日本を訪れたのは初めてだった。そのため、行く前は訪日をとても楽しみにしていた。日本語を6年間勉強したが、教科書で知った日本が実際はどのような国なのか、自分の目で見たいと思っていた。
今回、訪日する前は面識がなかった34人のメディア業界の方々と一週間ともに過ごしたが、メディアに関する仕事に携わっているためか、司会者や記者は自由な考え方を持っていると感じた。道中ユーモアな話をしたりし、みんなと打ち解けることができた。
今回の1週間の訪日を通じて、日本の社会、経済、文化、メディアに対して感じたことはいっぱいある。