日本オリンピック組織委員会は9日、東京で開かれた記者会見で、北京五輪の日本選手団の主将と旗手を正式に発表した。中日両国のファンから愛され、かつ栄えある旗手を勤める卓球の福原愛選手は、四川大地震被災地の友人たちのためにも全力を尽くしていい試合をしなければならないと述べた。
福原選手は、次のように語った。
私には四川にたくさんの親しい友人、コーチ、チームメ-トがいる。その中には地震で家族を失った人もいると聞いている。北京五輪が開催されようとする直前にこのような災難が起こった。私はさらに全力を尽くして練習や試合にのぞまねばならない。私ががんばることで被災地の友人たちにいくらかでも勇気と慰めをもってもらえたら、と思う。
「人民網日本語版」 2008年6月10日