日本の福田康夫元首相は19日に中国の楊宇駐日臨時代理大使と会談した際、「今年の国交正常化50周年を契機に、両国が日中関係の健全で安定した発展を推進することを希望する。北京冬季五輪が成功を収めることを祈念する」と表明した。新華社が伝えた。
福田元首相は「日中は互いに重要な隣国であり、日中関係の発展は両国の共通利益にかなう。国交正常化50周年を契機に、双方が対話と意思疎通を強化し、相互信頼を増進し、国民感情の改善に力を入れ、日中関係の健全で安定した発展を推進することを希望する」と表明。
楊代理大使は「今年、中日は国交正常化50周年を迎える。双方が共に記念すべき重要な年だ。中国側は日本側と共に、初心と原点に立ち返り、両国首脳の重要な共通認識の精神を実行に移し、交流や協力を強化し、摩擦や溝を適切に処理し、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築を共に推進することを望んでいる。北京冬季五輪が近く開幕する。中国側は『シンプル、セーフティ、ワンダフル』な大会を世界に届ける。中日がオリンピック協力を強化し、各分野で友好的交流を促進することを期待する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年1月20日