日本は今、国連常任理事国入りを求め、そして去年には防衛庁が防衛省に昇格した。また戦後、右翼はかつての戦争に対して無実を訴えるなど、人々は日本に対する警戒心を高めている。
しかし日本のことを懸念するよりも、自分で努力し強大な国力を持っている中国が、自分自身を守ることができると確信したほうがいい。そして人々も、日本が自らの平和制度を持ち、平和の道を歩むことを保障できると信じるべきではないか。グローバル化し続ける今の世界で、各国の利益を守る根本的な保障は、すでに侵略や拡張ではなく、平和発展と共栄共存にある。この道理は、日本国民がすでに銘記しているだろう。
将来のアジアの調整と発展の中で、中日両国は必ず指導的な役割を果たすことは間違いない。北京と東京との信頼や協力は、地域の安全や人々の幸福の維持にとても重要な意義があり、中国両国や両軍の友好往来も安定的に推進していくに違いない。
中国は、四川大地震で同情を寄せ援助してくれた日本政府と国民に感謝し、中国側も岩手・宮城内陸地震に対して自国の力を貢献した。私たちは震災対応における両国の協力が、軍事機関を含むより多くの部門まで及んでいくことを期待している。
護衛艦「さざなみ」がやって来た。大いに歓迎しよう。
「チャイナネット」2008年6月24日
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