「北京故宮 書の名宝展」が14日、東京都江戸東京博物館で開催された。これは、日中平和友好条約締結30周年と江戸東京博物館開館15周年を記念して行われたものだ。
展示会では、北京故宮博物院が所蔵する書跡の名宝65点を紹介する。その中に、書聖として最も尊敬されてきた王羲之が残した最高傑作の「「蘭亭序」(八柱第三本)と蘇軾、黄庭堅などよく知られる中国の著名な書道家の代表作が含まれている。
開催式に出席した在日本中国大使館の崔天凱大使は、「書道芸術は、中日両国人民が心と心との交流を行う重要な絆であり、また両国人民が共有する伝統文化でもある。この度の展示会と言う得難い機会を通して、日本人民が更に中国の書道芸術を理解し、互いの交流を強め、手を携え書道芸術の創作と発展を促進していこう」と挨拶した。
この日、福田康夫首相もわざわざ展示会を訪れ、崔天凱大使に伴われて書道作品を興味深く見ていた。
「北京故宮 書の名宝展」は7月15日から9月15日までの2カ月間にわたって開催される。
「中国国際放送局 日本語部」より2008年7月16日