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中国の通信業界再編が日本の通信キャリアにもたらす商機の分析 |
発信時間: 2008-11-14 | チャイナネット |
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中国の通信キャリアのこの2項目における不足により、日本の通信キャリアは中国市場に進出するにあたって、優位な基礎を築くことができる。 これらの業務面において、中国の通信キャリアと共同で企業、または試験機関を設立し、中国の国情にそった通信業を開発することは、日本の通信キャリアが中国通信市場に参入する最初のステップとなる。 中国移動は、世界最大のGSM/GPRSネットワークを運営しており、産業ネットワークにおける抑制力は強大である。NTTドコモも産業チェーンを支配し成長させるエキスパートである。中国聯通がWCDMAネットワークを始めるが、NTTドコモは、WCDMAの最初の経験者である。また中国通信がCDMA2000の運営を始めようとしているが、KDDIはNTTドコモとの競争において深い経験を積んでいる。中日両国の通信キャリアには、全面的で各領域にわたる協力の可能性があり、将来的に多大なる価値を持つであろう。 中日双方の通信キャリアの協力は、利益交換の原則を遵守するべきである。日本の通信キャリアが先進的な運営経験をもって中国の国情にそった通信業務を開発すれば、中国通信事業の持続的で速やかな発展に利すると同時に、やがて日本の通信キャリアは巨大な利益を獲得できる。 NTTドコモは、中国の地理インフォメーションネットワーク、企業のモバイルネットワーク化、デジタルメディア、モバイル決済など数多くの領域における増価業務に関する投資を行っているが、現在必要なのは、中国の通信キャリアとの直接的交流により、さらに深い協力を築くことである。 KDDIは中国市場にも深い興味を示している。2008年9月、国務院法制弁公室が公布した『外国企業の電信企業投資における規定』のなかでは、外国企業が中国の通信企業に投資するにあたり、これまでの20億元の下限が10億元に引き下げられている。 これは海外の通信キャリアにとって、間違いなく励ましであり、中日の通信キャリアにおける合作は、中国の通信業界再編の契機のもと、ブレイクスルーの可能性が開かれている。 「人民中国インターネット版」より2008年11月7日 |
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