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日本が麻雀を世界遺産に申請、なぜ我々が不満を抱くのか?
発信時間: 2008-11-26 | チャイナネット

世界無形文化遺産への麻雀の申請において日本が中国よりも積極的であることを、このほど関係者が明かした。以前は韓国が、端午の節句に加えて、中医(漢方)を韓医と改称して世界無形文化遺産に申請しようとし、中国人に強い不満を引き起こした。「紅網」が伝えた。

中国人にとって麻雀は、食後のくつろぎやお祝いの席に欠かせぬ娯楽だ。参加者数でいえば、麻雀は世界一の競技と言えよう。このため多くの人は、麻雀の生命力は非常に盛んで、大衆に力強く支えられていると単純に考えているのだが、文化遺産の保護は実は参加者の多さを見るのではなく、系統的、科学的、厳格な整理・保護・研究によって示されるということを知らない。

麻雀は中華民族が独創した歴史ある頭脳ゲーム、大衆娯楽競技であり、豊かな文化的側面と美学思想を内包し、数学、論理学、統計学、心理学、ゲーム理論、知力開発などの学問に関係する。世界のさまざまな大競技の中で、麻雀のみが中国語を競技用語としており、オリンピック入りへの期待を抱く人もいる。だが大多数の中国人は決してこれらの側面を重視しているわけではなく、友人との賭け事の方法として、浅薄な娯楽に徹夜で溺れているだけだ。これは心身の健康に無益で、麻雀の豊かな文化的側面など見られない。

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