｢１個のリンゴが4000元で売られるのは、どう考えても投機的な売買。青森県産のリンゴは、決して中国国内の優れた品質のリンゴを上回ることはない。今の国内市場でなんの装飾も施されていないリンゴの場合、中級から高級なものでも1個4元ほどで、約1000倍の値段の差は、経済学の価値原理に背く｣

「リンゴに入れた模様をセールスポイントにするのは、中国でも珍しいことではない。ここ数年、文字や模様が入ったリンゴやスイカが国内市場にも出回っており、絵や文字を入れる技術はそんなに難しくはない。上海でも毎年春節や他の祭日には、福や禄、寿などの漢字が入ったリンゴが売られ、値段は1個20元から40元だ」

｢チャイナネット｣2008年12月26日