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中日の違い、幼稚園から始まる
発信時間: 2009-02-12 | チャイナネット

これが、二つ目の違いである。日本は人種や民族、肌の色などに関わらず子どもを平等に扱う。一方、中国の幼稚園では、B型肝炎のキャリアーである子どもの入園を拒否されたため、両親が婦女連合会に助けを求めるというケースがあった。日本では入園の前にB型肝炎のキャリアーであるかどうかを検査することはないだろうから、このような事態が発生することはないだろう。私の友人は日本に暮らして10年になるが、B型肝炎のキャリアーであるために入学や就職を拒否されたというケースは聞いたことがないという。

 

先に述べた一つ目の違いについては、まだ理解できる。「貴族幼稚園」に子どもを通わせる人もいるが、公立の幼稚園を選択することもできるからである。しかし二つ目の違いについては、心が痛む。生まれた時に感染したもので、数十年潜伏して発症しない可能性もあるウイルスのために、幼い頃から差別を受けなければならないのだ。これは大きな不平等であり、これによって子どもは人生を大きくゆがめられてしまう。幼い頃に社会に見放された子どもは、大きくなってから社会に報復することになる。私たちは大きな悲劇をつくっているのだ。

 

三つ目の違いは、到底受け入れることはできないが、改善するのが非常に難しいものである。

 

ある友人は幼稚園の先生にしょっちゅう贈り物をしている。先生はいつも、平然として遠慮もせずに贈り物を受け取る。それの見返りに、友人の子どもも優待されている。仕事が忙しくて贈り物をする時間がなかったとき、幼稚園から帰ってきた子どもが、「ママ、先生が私に辛くあたるの」と悲しそうに言った。それを聞いた友人はすぐに贈り物を届けた。すると子どもは「ワンランク上」の待遇を受けるようになったという。

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