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中国人作家の日本訪問記③日本の右派の命門を掴む |
発信時間: 2009-05-21 | チャイナネット |
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文=劉方煒 関連ニュース:
日本の右派の国際関係論は、単純な実用主義だった。自身のロジックを実証するために都合のいい例を探し、ロジックを覆す歴史的事実を目の当たりにしても直視しない。日本の右派の「命門(中国医学で生命の根源が存在するところ)」は気ままさと単純さだ。
右派シンクタンクのトップと諸葛孔明の「出師表」 日本の外務省やシンクタンクのスタッフは私が岡崎久彦さんと会うと知ると、いずれも岡崎さんの観点は日本政府を代表していないと述べ、時代遅れだと言う人さえいた。「あの方は変わっている」。案内役の大友さんは「右派だとは思わないが、実用主義者だ」と話していた。
日本訪問前、私たちは日本の右派系人物との面会を要望していた。なぜなら、日本の左派系人物は中国を訪問する機会が多く、中道系人物と中国国内で会うこともできたが、右派系人物に会う機会はめったになかったからだ。また、日本で右派勢力は国民に対する影響力が大きいので、直接彼らの観点と考え方を聞くことは価値があり、少なくとも、彼らのロジックチェーンの根拠を明確に理解することができると思った。
岡崎さんは自身を時代遅れとは思っていないどころか、自身の観点がますます日本国民の賛同を得ていると感じているようだった。 岡崎さんは1930年に中国大連で生まれ、今年79歳。外務省情報調査局局長やタイ大使を歴任し、現在、日本の外交シンクタンク・岡崎研究所の理事長兼所長を務めている。小泉純一郎元首相と密接な関係を持ち、同首相の靖国神社参拝を支持したキーパーソン、右派系の『新しい歴史教科書』の推進者として知られている。
岡崎さんとの面会は岡崎研究所の応接室で行われた。壁には岡崎さんによる書の作品——諸葛孔明の「出師表」と台湾の陳水扁前指導者との記念写真が掛けられていた。 |
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