日本自民党の谷垣禎一総裁は19日、靖国神社の秋季例大祭に参加し、一級戦犯14人がまつられている靖国神社を参拝した。参拝後、谷垣総裁は、「さきの大戦に限らず、日本の近現代史の中で亡くなった方々の霊を慰める気持ちで参拝した」と述べた。
資料写真:日本自民党の谷垣禎一総裁
今回の参拝は2006年8月の当時首相の小泉純一郎氏の参拝に継ぐものだ。小泉政権時代、谷垣総裁は国家公安委員会委員長として、2003年8月15日の終戦日にも参拝した。
自民党の執政時代、小泉前首相が日本に侵略されていたアジア諸国の反対を押し切り、数回にわたって靖国神社を参拝し、日本と中国、また韓国などをふくめたアジア諸国との関係を悪化させた。
自民党は今年8月30日に行われた衆議院選挙で民主党に敗れた。新しい首相になった鳩山由紀夫氏は、靖国神社を参拝しないと表明し、また他の閣僚にも自粛するよう求めている。
「中国国際放送局 日本語部」より 2009年10月20日 |