ホーム>>中日両国>>社会
平山郁夫・日中友好協会名誉会長が死去
発信時間: 2009-12-03 | チャイナネット

 日本の著名な画家である、日中友好協会の平山郁夫名誉会長が2日午後12時38分、脳梗塞のため東京で死去した。79歳だった。


中国美術館「平山郁夫芸術展」に出席した平山郁夫画伯(2008年4月)


 平山氏は広島県生まれで、15歳の時に原爆に被爆した。東京芸術大学を卒業後、シルクロードや仏教を題材にした作品で名声を博した。ユネスコ親善大使として、敦煌など世界文化遺産の保護活動に携わり、中日関係の発展に積極的な貢献を果たした。1992年から2008年まで、日中友好協会の会長、名誉会長を歴任した。2000年末には奈良の薬師寺に三蔵法師の旅を描いた「大唐西域壁画」を奉納。2008年3月には中国の釣魚台国賓館に「朝陽法隆寺 奈良」を寄贈した。同年4月には中国美術館で「平山郁夫芸術展」が催された。

 中日文化交流への長年の貢献を称えるため、中国文化部は2002年、平山氏に「文化交流貢献賞」を授与した。

 「人民網日本語版」2009年12月3日

  関連記事

· 「平山郁夫芸術展」が中国美術館で開催

· 平山郁夫氏、釣魚台国賓館に絵画を寄贈

· 戴国務委員が日中友好協会の加藤紘一会長と面会

· 日中友好協会会長:金融安定に向けて日中協力を

· 日中友好協会、日本政府に責任追及 航空幕僚長事件

  同コラムの最新記事

· 『中国への日本人の貢献』刊行

· 日本、情報収集衛星の打ち上げに成功

· 酒井法子被告、入学した大学の広告塔に

· 感動を呼んだ『泣きながら生きて』が映画化

· 日本の印象(動画)