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2009年・変化と希望に満ちた中日関係
発信時間: 2009-12-23 | チャイナネット

 

「人之相知、貴在知心」(人を知る上で大切なのは心を知ること)。国家関係について言えば、この「心」は大きな意味で民心、即ち庶民の相手国への認識と理解、相互間の信頼感に体現されている。筆者は、長期的な観点から見れば、中日両国の関係が健全かつ安定するには、庶民の層の相互理解と認可が欠かせない、と考えている。現在、中日関係は両国政府の大々的に推進する中、新たな段階へと入ろうとしている。今後、両国関係は80年代とは異なる「乾杯外交」の時期を迎える可能性があり、「政冷経熱」の谷底に落ち込むことはなく、一種の共同の発展を目標とした隣国、大国としての成熟した関係になると言えるのではないか。だが同時に、政治のハイレベルでの信任にしろ、政府当局の間の協力にしろ、民意の理解と滋養が必要だ。しかも国家制度の属性、政治・信仰などの政治的なイデオロギーの要素を比べれば、共に東洋民族である中国と日本は文化伝統、価値志向などの面で共に受け入れられる東洋文化体系をより容易に模索できる。そこに私たちが世論調査を重視する理由と原動力がある。

ここで蒸気機関車の発明者、ジョージ・スチーブンソン氏の名言が思い起こされる――私の目的は成功を追求することではなく、不敗のなかで停まることなく前進することだ。

「チャイナネット」 2009年12月23日

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