武吉塾、中文和訳塾修了 和文中訳塾来月開講

タグ: 武吉塾 『35号投手温家宝』

発信時間: 2010-03-17 09:48:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
写真は修了式で武吉次朗先生との記念写真。段躍中撮影

3月16日、日本僑報社が創立した「日中翻訳学院」武吉塾三期生の全15回に及ぶ中文和訳講座の修了式を迎えた。

武吉塾は中国語を日本語に訳すテクニックを得るだけでなく、「翻訳の楽しさ」を学ぶために開講された。講義では原文の趣旨にいちばん適切な訳語を探し、比較吟味するなかで、語彙だけでなく、知識も増やし、原文の背景にある文化や歴史も教授された。

最後の講義の後、受講生は武吉塾長から一人ずつ修了証書を受け取った。武吉塾長が教える翻訳の楽しさは受講生たちに伝わり、修了式では笑顔があふれた。

「武吉塾は、じつになごやかな雰囲気で、最後まで楽しく勉強させていただきました。雰囲気のなごやかさと対照的に、翻訳では細部までの気配りや柔軟さと大胆さなどが求められ、その奥深さを体感いたしました。言葉の使われ方の変遷もご紹介いただき、勉強になりました。さらに毎回、膨大なコレクションの一部を見せていただき、中国近代史の一部を垣間見る、貴重な体験でした。」と、受講生から感想が寄せられた。

日中翻訳学院は中文和訳講座を開講すると同時に、和文中訳の専門講座fanyi.duan.jp/zhao.htmも主催している。講師の趙新利博士は、現在早稲田大学大学院に在籍。『人民中国』誌での和文中訳を初め、和書『35号投手温家宝』、『迷路悟道』の中国語版訳者として、翻訳の実績を有する。和文中訳の「信、達、雅」に評価され、人柄も好まれる。第二期目を迎える和文中訳講座は10回に分けて講義し、前半の5回は『35号投手温家宝』『迷路悟道』を教材として講義する。後半の5回は最新の中国事情についての教材を使い、各自に訳してもらった後、皆で討論する。

「チャイナネット」 2010年3月17日

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