安倍内閣の法務相、麻生内閣の総務相を務めた自民党の大物議員、鳩山邦夫氏が15日午後、新党結成を目指すことを理由に自民党上層部に離党届を提出した。野党転落以来、自民党からの現職議員の離党は6人目。衆院議員では初めてだ。鳩山氏は記者団に離党の理由について「自民党を敵にするのではない。自民党だけの力では鳩山政権を阻止できないから、新たな同志を募り強力な野党を築いて、この目標の実現に努力しなければと考えた」と述べた。
自民党の園田博之幹事長代理も同日、大島理森幹事長に役職辞任届を提出し、了承された。園田氏も新党結成に言及したことがある。
「人民網日本語版」2010年3月16日