世界最大級のアニメイベント「東京国際アニメフェア2010」が25日、東京ビッグサイトで開幕した。国内外のアニメ関連企業が一堂に会し、最新作品の紹介や情報交換、商談会などを行った。中国文化部の直属企業である「中国動漫集団」も国内の関連企業を率いて出展した。
同イベントはアニメ作品を取引する世界規模のイベントして2002年から毎年1回開かれている。
中国は国内のアニメ制作企業とその作品を世界に広めるべく、海外のアニメ企業との交流を強化している。中国文化部は昨年3月、業界大手11社とアニメ産業拠点3社を率いて「東京国際アニメフェア2009」に出展、中国オリジナルのアニメ60作品を発表した。10社の企業と8件の提携に合意し、契約額は計約1億元(約13億円)に上った。
今回出展した中国のアニメ関連企業は、前回より3倍以上増えて計44社。アニメの制作、放送、技術の研究開発、産業パーク、産業投資、教育・研修など産業チェーンの各段階に及ぶ。中国アニメ産業の成長ぶりがうかがえる。
「人民網日本語版」2010年3月26日